本気であるということ
行動をサポートするコーチ佐藤です。
この連休の初めの5/2に愛知県春日井市で行われた「日本一幸せな従業員をつくる!」という映画の上演会と、柴田秋雄氏による講演会に参加してきました。
内容はホテルアソシエ名古屋ターミナルホテルという老舗のホテルが名古屋駅前の再開発されていくなか、赤字経営に陥り、柴田氏がやる気や自信の無くなった従業員を色々な手段でモチベーションを高めていき、最後には黒字化したというストーリーでした。
柴田氏は元々旧国鉄の労働組合を率いていた方で、JR東海傘下の名古屋ターミナルホテルに移られた方だそうです。ホテル経営の経験は全くなかったそうですが、労働組合を率いた経験で、ホテルを再び立ち直らせるという強い思いで、従業員の方を率いていったそうです。
もちろんその過程においては経営縮小を迫られ、宴会場を廃止や従業員を減らすという苦渋の選択もあったようですが、去っていく従業員に対しても再就職の場を懸命に探して、不利のないように送り出したそうです。
結局、黒字化を果たしたものの再開発の波には勝てず、現在は解体されてしまったのですが映画はホテルの取り壊しが行われる直前の数日間に柴田氏にインタービューしたビデオを映画にしたものだそうです。
本来映画にする予定のない映像を、ビデオを取った監督が映画にしたもので柴田氏の本音が語られていました。映画の後の講演会も聴かせていただきましたが、大変貴重なお話が聴けたと思います。
実はこのとき、もうひとつすごいなと思う事がありました。
この映画は内容が良いので全国各地で放映され講演会もされているとのことですが、今回春日井で行われたのは実はたった一人の女性が柴田氏の講演会を地元で是非開催したいという思いから始まったそうなんです。
主催の方は春日井市にするSさんという方なのですが、名古屋でこの映画を見てから柴田氏のファンになったそうです。最初はご自身には関係のないテーマの内容だと思われたそうなのですが、映画を見て涙を流して感動したそうです。そして何度も柴田氏の映画上映に足を運び講演会を聴くなかで、地元に来てほしいと思うようになったそうです。
そこで思い切って柴田氏に直接その思いを伝えたそうです。最初は柴田氏も軽い感じで受け止めていたのでしょう。呼んでくれたらいくと答えていたそうです。そんなやりとりが何度が繰り返されたようです。
Sさんも何回も話をしているうちに次のように尋ねられたそうです。
「どうしたら本当に来てくれますか?」と。
そしたら柴田氏はこう答えたそうです。
「あんたが来いっていったら行くよ」と。
Sさんは「来い」って伝えたそうです。
これがまだ去年の暮れぐらいの話。思いだけ伝えて何も準備も有るわけでもなく、場所も何もどうしていいのかわからない、孤軍奮闘のスタートだったようなのですが、思いが周りに伝わり、協力者が一人増え、二人増えついにはボランティアの支援者が何十名に膨れ上がり、1000名近くの来場者を集めたんです。
この二つの話を通じて言いたいことは一つです。
思いの強さが本気なら必ず目標は達成できる。
私は偶然このイベントを知り、参加しただけだったのですが大変勉強になった気がします。コーチとしてやるべきことも一つつかんだように思いました。
もしあなたなら、この話を読んでどう思われたでしょうか?
今回はこの辺で。
それではまた!
