私がコーチとして活動する理由

佐藤です。
今回は私がコーチとしてコーチングを提供する理由について書いてみたいと思います。
コーチングに出会ったそもそものきっかけ
コーチングを提供する理由を話す前にまずコーチングに出会ったきっかけを書きたいと思います。
コーチングに興味を持ったのはコミュニケーションの技術を学びたかったからというものでした。
2014年の頃の話なのですが、当時はまだ会社員でした。
当時はISOの事務局というのを任されて、会議の準備や進行などを行っていました。
この役職について3年目くらいだったのですが、毎月会議を行なっていましたがメンバーの参加率が悪くまたあまり協力が得られていないと私自身は感じていました。
今から思えば自分自身に至らない点が多々あったのですが、当時の私は参加メンバーにやる気がないという風に捉えていました。
メンバーは各部門の代表者だったのですが自部署の業務を理由に欠席が続くことが多く、予定していた会議がうまく回りませんでした。
私自身は会議をうまく進めたいという気持ちでいっぱいでしたので、徐々に欠席しているメンバーにはもちろんですが、時間を割いて参加してくれているメンバーにも厳しい態度で臨んでいました。
そんなことを繰り返しているうちに、信頼関係を失っていたようで直接的には言われなかったのですが直属の上司から呼び出しがあり「周りからクレームが上がっている」と聞かされました。
実をいうと私もその役目に対して嫌気を感じていました。
そして上司と話している間に
「会社のためを思ってやっているのになんでそんなこと言われないといけない」
そんな気持ちになりました。そこで上司にこう告げました。
「私には向いてないので担当を替えてください。」
すると
「今の担当辞めたらお前はやることがなくなるぞ。」
ひょっとしたら発破をかけるつもりで言ったのだと今では思っていますが、その言葉を聞いてしばらくはショックでやる気を失っていました。
しばらくは会社辞めようかなとぼんやり思ったりと過ごしていましたが、このまま辞めるのも癪に障るなと思ってネットで探したのがコーチングスクールでした。
最初はコーチングについては全く知識もなく、何をするのかもわかっていませんでしたがコミュニケーションの改善につながるというような謳い文句が書かれてたのでとりあえず体験講座だけでも参加してみようかと思ったのがコーチングに出会った最初のきっかけでした。
体験講座に参加
事前にネットで申し込んでいた銀座コーチングスクールの体験講座に参加したのが2014年8月でした。
社内研修や会社の経費で参加した研修は山ほどありましたが、自費で参加するセミナーみたいなものはこの時が初めてでした。
正直不安はいっぱいありました。
- どんな内容のことを教わるんだろうか
- 他にも参加者いるんだろうか
- 教えてくれる先生はどんな人だろう?
- 嫌な人だったらどうしよう?
申し込んでから2週間くらいあったので行くの辞めようかなとか色々考えたりしたのですが、まあ無料だし話だけ聞いてみようと思って当日は臨みました。
蓋を開けたら参加者は私一名のみ。
ちょっとだけ不安になったのですが、講師は今でもお世話になっているTコーチでなんだかフレンドリーにコーチングについて教えてもらいました。
その講座はコーチになるための講座だったので「ちょっと目的と違うかも」と思ったのですが、コミュニケーションのスキルだけ学ぶだけでも変わるのかなと思い、後日、本講座を申し込むことにしました。
コーチングのスキルを学ぶことで人との関わり方が変わった
本講座ではコーチングの基本スキルとして「聴く(傾聴)」、「認める(承認)」、「質問」、「フィードバック」やコーチとしての心構えや実際のコーチングの進め方について学びました。
ここで学んだことで大きかったのは「聴く」と「認める」でした。
元々プログラマーやシステム管理の仕事をしていたので「聞く」ことに関しては全然抵抗はなかったのですが、人と話すのが苦手でした。慣れている人は全然平気だったのですが、初対面の人とフランクに話すことができてませんでした。
例えば営業に同行して打ち合わせの後、お茶をするとか食事になることがあったのですがいつも何話していいのかわからなくて自分からは話しかけることはほとんどしませんでした。(相手から質問されればちゃんと答えてはいましたが)
今はコーチングのスキルを教えたりしているので言えるのですが、当時はただ単純に相手の話を「聞いている」だけでした。
理由は色々あるのですが「話かけてつまんないと思われたらどうしよう」とか「否定されたら嫌だな」とか。「黙ってれば答えるだけだし(楽だな)」とも思っていました。
こんな状況だったので講義は頭で理解できるのですが、いざワークをしようとするとやっぱり話をすることにドギマギしてうまく言葉が出ないということが続いてましたが、最後のクラスまで進めました。
そしてコーチングの認定資格を受けるか受けまいかという時期になってきた時、コーチングのセッション練習をする必要が出てきました。
最初はコーチングの資格まではいらないと思っていましたが、講座で学んだことを社内で少しずつ使うようにしていたところ、周りとの関係が少しずつ変わっていたのに自分でも気づいていたので受験することにしました。
銀座コーチングスクールでは資格を取るために試験を受ける必要がありましたが、それまでにセッション練習を100名近くこなしました。
当時は受講生同士で練習を募ってスカイプでお互いにコーチとクライアント役をやるというようなことをやってましたが、始めたばかりの頃は一言話すごとに口が渇き、終わった頃には脇汗がびっしょりということがほとんどでした。
ただ回数を重ねるたびに話すことはもちろんですが、どのように相手の話を聴けば相手の気持ちが理解できるのかもなんとなくですが分かり始めてからは緊張することもなくなりました。
コーチングの試験を受けるということをきっかけに人との関わり方が変わった瞬間でした。
自分の目標を達成させる
コーチングの資格をとった後もコーチングについては学び続けていましたが、コーチングの本来の目的はクライアントの目標達成をサポートすることで、これが私個人も好きな考え方でした。
冒頭に抱えていた社内のメンバーとのコミュニケーションのズレについてもコーチングのスキルを会議に取り入れるようになってからは徐々に回復しました。またそれだけではなくISOでは毎年審査があるのですが多少の改善は言われたものの計画の目標を達成することを10年継続しました。
また個人的にもダイエットを始めたり、FPの資格をとったりと目標を達成するための努力ができるようになりました。それまでは意欲は高いけど途中で諦めるということが多かったのですが、変わった点だと思います。
コーチとして活動する理由
今は個人事業主としてコーチとシステムコンサル業を行なっています。
そしてコンサルをする中でもコーチング的なコミュニケーションをとっています。
なぜコーチとして活動しているのかというとただ単純にコーチングが好きだというのもありますが、自分がコーチングを学ぶことで助けられたという思いが強いからです。
世の中には日々の生活や仕事に対して前向きに取り組んでいると人がほとんどだと思います。
ですがなかなかその想い通りにいかず悩み挫折することも多々ありますよね。
私自身もそうですし、コーチとして活動していても悩むときはあります。
近くの人に話すことで解決することもあるでしょうが、その場では解決したように思ってもしばらくするとまた同じところに戻ってきて悩む。
そんなことを繰り返していると嫌になります。
コーチングは人を前進させるための対人スキルなので、やっぱり学んだ者として他の人にも積極的に前進してほしいと思っています。
それが現時点でのコーチとして活動する理由です。